お客様との商談や友達との会話で、伝えたつもりが相手にちっとも伝わらない経験が
あるかと思います。
実は、「伝えること」と「伝わること」はまったく別だということです。
参考として、みなさんもご存知かと思いますが、
ジャパネットたかた前の社長(創業者)の高田明氏が初めて書いた
自叙伝ともいうべき本を、ご紹介させていただきます。
改めてご紹介するまでもないのですが、ジャパネットたかたは、
長崎佐世保の小さな町のカメラ屋さん(父のお手伝い)が発祥で
それからラジオ・テレビショッピング、通販事業で急激に売り上げを伸ばし
今では1,700億の大企業に成長し、今なお、自前のスタジオで
生放送でお茶の間にテレビショッピングをお届けしております。
このなかには、伝わるコミュニケーションについて彼自身のノウハウが
いろいろ書かれていて、そのなかに、どんなに素晴らしい作文やプレゼンでも、
相手に伝わらなければ(心に響かなければ)意味が無く、自己満足で終わってしまうと言っています。
確かにしっかり伝わるためには伝える要素が必要です。
スキル(技量)とテクニック(技術)、パッション(情熱)、そしてミッション(この場合のミッション
とは、なにを伝えたいのかを明確に意識しなければならないこと)が必要と言っております。
またこの本のなかで、生放送の番組出演のエピソードとして、生放送中にモニターがあって、
放送中にも注文の電話が鳴るそうです。
その画面を見ながら、話しのトーンや抑揚、間の取り方の違いによって注文の電話本数が違ってくる
そうで、長年やっているなか、『コツ』のようなものを掴んで、こう話せば注文数が増えるという感覚が
自然に身についてしまったそうです。
3月まであと3ヶ月、予算達成に向けて、体調管理を万全にしてみなさんでがんばっていきましょう。