今回は組織における自分の存在意義について話そうと思います。
仕事をする目的は給料をもらうと言うこと以外に
社会に貢献することがあると思います。
よく面接時の質問で「あなたは会社でどう貢献していきたいか」
ということを聞かれるものです。
「会社に認めてもらうために努力する。」と言うことなら誰にでも言えますが、
やはり自分の他にない得意なこと、自分の強みを出すということが、
基本的な答えだと思います。
会社にとって自分は必要な人材だとPRするものです。
自分がどう会社に貢献出来るかと考えるのは、
誰でもどういった時でも必要なことで、今となっては問題になるような言葉ですが、
先輩方に昔はよく
「お前の変わりはいくらでもいる。どう自分を会社にアピールしていくか
考えてみよう。」と言われたものです。
人が有り余っていた時代の長物かもしれませんが、
今となっても無意味な言葉ではないと思います。
フランスの作家ロマン・ロランの言葉にこういうものがあります。
「英雄とは、自分のできることをした人だ。
凡人は自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。」
自分の強みを組織に役立てることが出来たときこそ、
最高の相乗効果があるのではないでしょうか。
人は慣れで自分が今いる状況は、いつまでも続くと思いがちです。
しかし、世界が目まぐるしく変わる昨今は明日自分が、
会社がどうなるかは誰にもわかりません。
ただ自分が精一杯出来ることはやっておく。
いつどうなっても自分が後悔しないやり方をやっていくことが
必要だと私は思います。
いま動いている仕事について自分はどう立ち向かっていくか?
たまにふと思い直すのも良いかも知れません。