社員コラム(U.T)『なぜ給付金が全員配布にすぐにならなかったか考える』

全国民に平等に同額の給付金を出すことは、現在持っている資産価値に変化が起きます。
中学生でも十分にわかる原理ですが、日本国内で流通している通貨量(額)が増えると、
需要と供給のバランスが変わり、インフレ(通貨膨張)が起こるわけです。
給付額によりますが貨幣価値が下がることにより、
資産家や高給取りの方々は生活に支障はきたさない程度で損をします。
貧困層やコロナ弱者にだけ配布し、その他の国民に配るのを拒否した現政権。
資産家や大手企業、公務員に向けた政権運営をしていると思います。
みなさんも10万円の使いみちについて夢を語る方の声を聞く機会が
多いのではないでしょうか?これを機会に生活家電を買おうとか、
なんかしらのものを買おうとする人が多いと思いませんか?
全国民に配布したからこそ、国内を循環するお金が増え、
日本中に血液が流れることになるのです。国全体を考えたときには、
今回はこれが正解だと思います。自分の資産のことだけを考える人に
有利な社会ではなく、日本国民全員を見たときにその時に一番ベストな
ことをしていくことが大切だと考えるからです。民主主義と資本主義の国日本。
自分たちの国の政治に注目することが、この国の経済を含む未来を
永続させていくことになるのです。

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