今日は3月3日、ひな祭りです。
私自身は男兄弟で一人息子ということもあり、これまであまり意識することはありませんでしたが、「子どもの成長や幸せを願う日」と考えると、明日高校受験を控えた息子を持つ親としては、共感する部分もあります。
子どもの成長や幸せを願う行事は、昔から日本に根付いていますが、一方で、今の日本は子どもが生まれにくい環境になっているのが現実です。先日、出生率の過去最低更新が続いているという新聞記事を目にしました。子どもが減ることの影響は大きいですが、それ以上に大切なのは、子どもを安心して育てられる環境が整っているかどうかではないかと思います。
そう考えると、高校授業料無償化のような制度は、公立の地盤沈下や人口流出の懸念もあるかもしれませんが、息子の進学を前にしている当事者としては、そのありがたみを実感しています。
そんな中、肝心の息子の様子を見ていると気になることもありますが、彼なりにやってきたことを信じて見守るしかないと思っています。
環境という点では、私たちの仕事にも通じることがあります。一人ひとりが力を発揮しやすい環境を整えることが、会社全体の成長につながると思います。ありがたいことに、私たちには社員が前向きに挑戦できるよう後押ししてくれる環境があります。だからこそ、それを活かして、自分の力をしっかり出していくことが大切だと改めて思いました。
今期も残り1ヶ月となりました。受験生が最後の力を振り絞るように、私たちも年度末をしっかり乗り切りつつ、次の期に向けた準備を進め、良い形で新しい期を迎えられるよう頑張りましょう