社員コラム「言霊について」

先日ラジオを流していていたら「言霊」について興味深い話があったので共有させて頂きます。
「言霊」と聞くと少しスピリチュアル的に感じてしまいますが、そこでは発する言葉と脳との
関係には科学的にも大きな作用があるという内容で、例えば朝まだ眠いけど起きなきゃいけないとき、
「5分後に起きる」と言葉にします。すると眠い気持ちはあるが、言葉として発することでそうしないと
脳神経側に「違和感」が発生し起きざるをえなくなるというのです。
また、ミスをしてしまったことに対していつまでもモヤモヤしてしまう場面では、
「まあいっか」と言葉にすることで気持ちを切り替えることができたり、自信が持てず不安な気持ちで
前に進めない場面では「なんとかなる」と言葉として発することで、
脳が「なんとかなる方法」を自動的に考える動きをしてくれるというのです。
なんだか面白いと思い「言霊」を調べますと、辞書の定義では「古代日本で言葉に宿っていると
信じられていた不思議な力」とあり、やはりスピリチュアル的ですが、
発した言葉通りの結果を表す力があると昔の日本人は信じてきたというのです。
しかも日本語の「あ~ん」までの50音全てにそれぞれ固有の働きとエネルギーがあるというのです。
ここで、作家のひすいこたろうさんという方が解説していた日常で無意識に使えるエネルギーを持つ「あ」をご紹介します。
「あ」は新しい始まり希望を表し、すべての始まりが「あ」で始まり、新しい動きが出てくる言霊だそうです。
日本人はあしたに希望を見出したから明日(あす)と表現し、新しいものや新しい展開を始めたい時には、
「ありがとう」を口癖にすると人生に動きが出てきて、希望を持てるようになってくるというのです。
逆に「ありがとうが言えない時」は動きがでてこない、希望が出てこないというのです。たしかに前向きになれないとき、
「ありがとう」って中々口に出せませんよね。加えて「ありがとう」を大事にすると心理学的にも
人間関係が豊かになってくるという相乗効果も生まれる。無意識に会社の中外で「ありがとう」の声が
もっと増えてくる、我々もそんな会社・組織でありたいなあと感じたお話です。

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