今回は、「先を読む力」について少しお話をしたいと思います。
最近Netflixで、『YOU ―君がすべて―』という
小説原作のアメリカドラマを観ました。
この作品は、3シーズンの続きもので、
ある本屋の店長ジョーという主人公の男性が、
作家志望の女性に恋心を抱き、仲良くなろうと奮闘する、
シーズン1から始まります。
この主人公は異常な執着心を持っており、一度狙いを定めると、
自分と彼女との間の障害物をあらゆる手段で取り除いていく、、
といったサイコスリラー作品です。
彼女に近づくため、主人公はまず、SNSやインターネット、
時には実際に赴く等して本人や周囲の人々の情報収集を行います。
そして、集めた情報をベースに、相手の思考や行動を先読みして動いたり、
相手が自分の描いたシナリオ通りに動くよう誘導したりすることで、
相手の人生に深く関わろうとしていきます。
ただ作品として観れば、サイコパスやストーカー男なのですが、
彼の能力である「リサーチ力」や「先を読む力」は、
とても優れたものであると感じました。
ここまで約5ヶ月間社会人として過ごしてきて、
自分には「物事の先を読むこと」が必要であると思いました。
この作品を観るまでは、
積み上げた経験が自分の想像力をパワーアップすることで
展開の予測がだんだん得意になっていくのかな、と考えていました。
ですが、その時その時で徹底的に情報を調べ上げることも
予測のための一つの大きな要因となること、
また、ただ先を読むだけでなく、相手の思考や行動をうまく
誘導していくことも仕事における戦法のひとつであることに
気付きました。
例えば、今研修中の総務の仕事では、過去の受注データから
次の発注がいつごろにどのくらいくるかなあと予測したり、
営業の仕事では、徹底的な情報収集や提案の工夫などによって、
相手方の思考を予測・誘導したりと、
今回得た気づきを少しづつ実践していけたらと思います。
ですが今の時代、SNSやインターネットが発達し、
あらゆる情報が出回っているので、
仕事にかかわらず、日常的にリサーチを行い、正しい情報を
取捨選択して収集できるような癖もつけていきたいです。